2D レーザ加工機
トルンプ TruLaser
CO₂?それともファイバー伝送式Disk?
TRUMPFのメリット
レーザは複雑なハイテク製品です。お使いのレーザ加工機が、発振器、光学系、マシン本体、ソフトウェアと最良に調和するよう、TRUMPFは全てのコンポーネントを自社で開発、生産しています。
これにより信頼性と完成度の高い製品をご提供することができ、また多岐にわたる技術アドバイスも可能となります。
CO₂とファイバー伝送式Diskのどちらのタイプが優れているかに正解はありません。どのレーザ加工機が適切であるかは、どのような材料、板厚を加工するのか、顧客の品質要件は何かなど、各自の要求により異なります。
TRUMPFでは、幅広いレーザ加工機ラインナップよりお客様のご希望に合ったレーザ加工機を提案することができます。
多用途の自動化 途切れないプロセスチェーン
適正な自動化ソリューションを用いることで、特定の要件向けにプロセスチェーンを最適化することができます。幅広いモジュラーシステムから、必要なコンポーネントをお選び下さい。シンプルなローディングから、パーツの切り離し及びストッカ接続を含む全自動ローディング/アンローディングまで全て可能です。
、。、。、。、。、。、。
CO₂レーザー発振器
CO₂レーザ むらのない完璧な切断品質
CO₂レーザは、高い耐久性と頑強性を備えた定評のある工業用レーザです。
CO₂レーザの切断品質は非常に高品質で、通常は後処理が不要です。
TruFlowレーザは波長10.6µmで発生するため、エッジにバリができず、表面粗さが非常に細かく、すぐに次工程に
以降することができます。
.0.0.0.0.0.0
CO₂レーザ適用範囲
CO₂レーザは、なめらかで高品質な切断品質が求められる場合に特に効果的です。切断面が目に見える場合や
パーツの後処理において滑らかなエッジが重要となり場合に、さいてきな選択肢となります。
ファイバー伝送式Diskレーザ発振器
ファイバー伝送式Diskレーザ 生産性の高いオールラウンダー
ファイバー伝送式Diskレーザは、特に薄板での高速切断が可能です。
Diskレーザからの波長約1.03µmで発せられるレーザ光線は、CO₂レーザの波長10.6µmよりも大幅に材料吸収率が高いからです。
ファイバー伝送式Diskレーザ適用範囲
Diskレーザは、CO₂レーザとは異なり、銅や黄銅の切断にもてきしています。レーザネットワークに組み込めば、1台のTruDiskで複数のマシンにレーザ光を供給することができますので、レーザ能力が拡大し、マシンを経済的に拡張できるようになります。
切断品質の違い 軟鋼
CO₂レーザ→ 酸素切断では、どちらのレーザ光源でも同じレベルの品質が得られます。窒素切断では、CO₂レーザの方がDiskレーザよりも優れています。
Diskレーザ→ 窒素切断では、わずかにバリが形成されます。
トルンプ TruLaserL5000シリーズ
ファイバー伝送式Diskレーザ加工機
AI化に向けた高生産性・高出力を補修したハイエンドマシンで生産性とコスト効率に新しい基準を打ち立てます。
CO₂レーザ加工機
高生産性・高品質を保有したハイエンドマシン
最大限のダイナミクス(複雑な形状においても)
TruLaser5000シリーズは生産性が高く、薄板でも厚板でも容易に加工することができます。TruDisk10001(10kw)と高度にダイナミクスな駆動装置を用いることで、あらゆる板厚範囲で高い生産性と信頼性をもって加工できます。このクラスのマシンは、最大限の生産能力を目指して設計されたフラグシップモデルです。
高い加工信頼性(全自動作業でも)
信頼性の高い生産と品質には、ノズルとレンズを最高の状態に保つことが重要です。全自動運転時のスマートノズルオートメーションでは、各種インテリジェンス機能が組み合わされており、CoolLine機能により厚板の軟鋼であっても、繊細な切断作業が可能です。
切断中にワークを冷却することで、複雑な図形や、より効率的な歩留まりによる加工を実現します。
極めて高速 Highspeed Ecoの使用により
窒素切断では、中~厚板の軟鋼及びステンレスを加工する場合、切断速度と切断可能板厚を最大2倍にすることができます。また、シャープな切断面でバリの形成も防止し、特許取得済のノズル設計により、アシストガスが最大で70%削減されます。
最高の加工品質 BrightLine fiberで実現
BrightLine fiberでは、特殊な光学系、ガスフローを最適化したBrightLineノズル、切り替え可能な2-in-1ファイバーケーブルが組み合わされています。この結果、高品位の切断品質を得ることができます。高品質の切断面により、パーツの取り出しも容易で、段取り時間が削減できます。
AI化に向けたレーザ切断
アクティブスピードコントロールは、ノズルを通じて切断カーブを観察モニタリングし、切断速度を自動調整します。1つのシートで板厚の変化や品質のばらつき(錆、コーティングの残りなど)がある場合でも、切断速度が適正になるようにし、切断の中断や不良が防止されることで、不良品の量が大幅に減少します。
コンディションガイド
マシンが同様な作動状態にあるのか、ひと眼で確認することができます。
コンディションガイドの光で、マシンの切断能力に影響を及ぼしうる重要な要因の状態がわかるからです。
トルンプ TruLaser3000シリーズ
ファイバー伝送式Diskレーザ
高生産性・高出力を保有したグローバルスタンダードマシン
CO₂レーザ加工機
高生産性・高品質加工を保有したグローバルスタンダードマシン
ロートラス他高いフレキシビリティ
サイズ・パワー・オプションに関して
お客様のニーズに応じて、マシンのレイアウトを最適に選択する事ができます。標準サイズ(3×1.5m)、大サイズ(4×2m)、特大サイズ(6×2.5m)が用意されており、横にセットアップすることもできます。
レーザー出力は3kw、4kw、6kw、8kwから選択可能です。RotoLasオプションを装備装備すると、お使いの2Dレーザ加工機でパイプを直接加工することもできます。
マルチシート加工機能を装備すると、お使いの2Dレーザー加工機で自動的にすく数のシートを1つのパレット上で次々に切断することもできます。
ハイスピード及びハイスピードエコモード
アシストガスを節約
Highspeedを使用すると、Diskレーザを用いて圧倒的な速さで窒素切断を実施できます。この機能は、中~厚板の軟鋼及びステンレス加工をする場合、切断速度と切断可能板厚を最大2倍にすることができます。
新しいノズル設計により、アシストガス消費量が最大で40%削減され、シャープな切断面でバリ形成も防ぐことができます。これでも十分でなければ、Highspeed Ecoによってアシストガス消費量を最大70%削減することができます。
BrightLine fiber(ブライトラインファイバー)
高品質(あらゆる板厚で)
BrightLine fiberはDiskレーザを万能工具に変えます。この機能により、Diskレーザを用いた薄板加工のすべての利点(とりわけ高速切断)を備えたまま、あらゆる板厚で高品質な切断が可能になります。
BrightLine(ブライトライン)
BrightLineは、CO₂レーザの切断面を高品位なものにします。特殊な切断データとBrightLineノズルは、切断エッジの品質を大幅に改善します(特に厚手のステンレスを加工する場合)。BrightLine溶断は、後処理も一切必要なく、鏡のように滑らかな切断面を実現するのに役立ちます。
スマートコリジョンプリベンション
スマートコリジョンプリベンションは、パーツの傾きも考慮に入れます。その結果、この機能によって、衝突のリスクが最小限に抑えられます。
トルンプ TruLaser1000シリーズ
高コストパフォーマンスのスタンダードマシン
頑強でコストパフォーマンスに優れたレーザ加工機。TruLaser1000シリーズのマシンは、あらゆる用途でイニシャルコスト及び運転コストを抑えたレーザ切断が可能です。インダストリー4.0にも対応しています。
多用途で高い生産性
Diskレーザ及び全材料に関する切削データを搭載
TruLaser1000シリーズでは、銅などの高反射材料でも、高い信頼性とともに簡単に切断できます。
シングルカット方式を採用したこのマシンは、ボタンを押しだけで、あらゆる材料と板厚に対応できます。
BrightLine fiber(ブライトラインファイバー)
BrightLine fiberを用いる用いることで板厚、軟鋼最大25㎜までの高品質の切断結果が得られます。
経済的かつ高効率
高いエネルギー効率と最小限のセットアップ時間
このマシンは、イニシャルコスト及び運転コストを抑え、高度な生産性を兼ね備えています。高効率のTruDiskレーザを採用し、レーザ、マシン、各ユニットの組み合わせの最適化により、非常にシンプルなマシンとなっています。
また、自動ノズルチェンジャ、保護ガラスのモニタリング、パレットチェンジャなどの機能により、生産時間が短縮されます。シングルカッティングヘッド方式を採用しているため、カッティングヘッドを交換せずに、多様な種類の厚さの材料を切断することができます。
頑強で高い信頼性
TruDiskレーザと衝突保護機能を装備
カッティングヘッドの衝突保護により、非常に信頼性の高い生産が可能です。これにより、非生産時間が最小化され、マシンの生産性が永続的に向上します。TruDiskレーザは反射光に影響を受けず、長時間に渡り安定したレーザ出力をもたらします。
簡単な操作とネットワーク化
簡単なタッチディスプレイ
大画面で操作が容易
メニューナビゲーションは、直感的な操作が可能です。組み込まれた信頼性の高いTRUMPFの切断パラメータにより、マシンの操作が非常に簡単です。
モバイルディスプレイ
コントロールパネルのモバイルディスプレイで、全てを一目で把握。Central Linkと自動化オプションにより、デジタルネットワークや物理的ネットワークを構築できます。
衝突保護
たとえ衝突が起きても、お使いのカッティングヘッドは損傷を殆ど受けません。接触するとヘッドが傾くからです。小さな衝突の場合は、カッティングヘッドが自動的に原点位置に戻ります。これにより、お客様の生産プロセスに比類ない信頼性と安全性がもたれされます。
各機種テクニカルデータ
テクニカルデータ
テクニカルデータ
レーザデータ
1)位置決め精度データは、作業長さ全体にかんするものです。
位置決め精度は、VDI/FGO3441に準拠し、生産プラントで記録されます。
レーザデータ
2)データは、1つのパレットに関するものです。2つのパレット最大重量は、子に記載したデータとは異なります。
3)TruLaser3000シリーズでは、30㎜、TruLaser5000シリーズでは40㎜。